飛行機のタクシー

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パイロット
パイロット

飛行機が地上を移動することを”TAXI”といいます。

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飛行機が地上を移動している時、前輪が誘導路面の黄色い線の上を走っています。

自動車と同じように飛行機も長年飛んでいると感覚的にもわかるのですが、この細い線の上を走るにはやはり目安が必要になります。

機種によって目安は変わりますが、エアバス A320, A321 はこれ。

コクピットを後ろから見た図です。
正面にある2つのディスプレーの間に外の黄色い線が重なるようにコントロールしてます。
慣れてくると黄色い線のど真ん中を走ることが出来ます。

でもちょっと目を離して他の事に気を取られたらすぐ線を外れるんですよね。
それに慌てて戻そうとすると飛行機は大きく揺れます。
結構神経を使うんです。

それからちゃ~んと快適性も考えてますよ(笑)
この黄色い線の上、数十メートルおきにライトが埋め込まれています。この上を通ると、ゴト、ゴト、ゴト・・・結構機内に響くんですよね。特に前方のお客様は不快に感じるかもしれません。
ですから、ちょっとだけほんの10㎝程度(多分・・・笑)ライトからずらして走っています。(気にしないキャプテンも沢山いますが・・・)

田舎の小さな空港の狭い誘導路に曲がるときはこれまた大変です。
飛行機の前輪はコクピット後方にあることが多いのです。ちなみに A321 はパイロットの後ろ20mの所にあります。
また主車輪の内輪差も考えて、コクピットが黄色い線より前に出てやや膨らんだ感じに回ります。
文字に書くと難しいので下図をご覧ください。

青い線がコクピット位置。黄色い線を前輪の位置、白い点線が主車輪の位置です。
これを想像しながら回ります。
これを「オーバーステアリング テクニック」といいます。
最初はなんとなくはみ出しそうで怖いんですよね。これも慣れです(笑)

あ、ちなみにハンドルはこれです。

右が操縦桿(サイドスティック)、左がハンドル(ステアリング)
これを左右に回して曲がります。
車のハンドルと比べたら小さいでしょ?だから急な操作は厳禁なんです。

 

最後に

各会社によって違うのですが、副操縦士の間はこのタクシーを許可されない会社もあります。
機長訓練に入っていきなり、小さ~い空港の、狭~い誘導路をドキドキしながタクシーを経験することになります。
でもそんな時は事故は起きなんですよね。

慣れて適当にやっていると・・・あっ・・・誘導路からはみ出した・・・。
怖い怖い・・・

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

 

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