前回に引き続き、海外でエアラインパイロットになる方法 募集編です。
募集を探す
まず募集をしている会社を探します。
方法は・・・
1.興味のある会社のサイトから探す
2.専用のサイトから探す
3.パイロット派遣のエージェンシーに登録して探す
コネを使うってのもありますが・・・ま、こんなところでしょうか。
1.興味のある会社のサイトから探す
会社の中にはパイロット派遣のエージェンシーに頼らず、直接採用しているところもあります。
まずは気になる会社のサイトを見てみましょう。日本語で表示される場合は英語に切り替えた方がいいですよ。
そしてトップ画面をくまなく見て下さい。だいたいページの下部付近に「Career」があると思います。
そこをクリックしてパイロットの募集を探してみてください。
メールアドレス等を登録する場合もあります。
日本語表記だとこの「Career」が表示されないこともありますのでお気を付けください。
その専用のページからすぐに受付できる場合もありますし、メールで履歴書等を送るように指示されている場合もあります。
ページ内での受付の場合、かなり詳細な情報を入力するころになります。飛行時間等整理しておいてください。
2.専用のサイトから探す
パイロットの募集を集めた専用のサイトがあります。
WASINC
aviation job search
FlightJobs
など、まだまだ沢山あります。「pilot job」とかでググってみてください。
ここで気になる会社を見つけましたら、クリックして詳細を見てみます。
募集要項や待遇などが表示されますが、お金に係わる情報は出ていないことが殆どです。
ここから先の情報は実際にアプライして情報を貰うことになります。
殆どの場合ここから次に説明するエージェンシーに飛ばされます。
3.パイロット派遣のエージェンシーに登録して探す
パイロットの派遣を行っている会社がいくつかあります。
募集から受験・入社の世話、給与の振り込み、保険、その他会社との交渉もやってくれるありがたい組織です。
有名どころとしては、
Rishworth Aviation
CAE Parc Aviation
FCI
このようなエージェンシーは、まず登録してから興味のある会社を選びます。
しばらくすると詳細が送られてきますので、それに従って履歴書等の書類を作っていきます。
書類作成
会社、エージェンシーによって作成する書類は変わってきます。
個人で作れるものは特に問題は無いのですが(結構面倒くさいですが・・・)、会社や航空局、警察署にお願いしないと手にできない書類もあります。
例えば、定期審査の結果の書類とか、ライセンスが間違いなく政府が発行した証明だとか、非犯罪証明とかです。
最近では海外に行かれる方も増えてきているので、それ程難しくはないのかもしれません。
10年前、私は非犯罪証明取るのに過去に例がないからとなかなか出してもらえず、外務省や警察庁まで交渉して2年も掛かりました。
また定期審査の結果の書類を会社にお願いすると、「君は辞めるつもりか?」なんて睨まれる可能性もありますので、慎重に行動する必要もありますよね・・・。
またせっかく全部揃えて送ったのに、後から後から追加の種類を要求されることもよくあります。
一筋縄ではいかないので、どうかご覚悟を(笑)
ともあれ、書類作成には時間がかかる可能性があるので、慌てず、急がず、正確に作成してください。
次回は入社試験編の予定です。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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